2020-01-01から1年間の記事一覧
◆アンダーカレント 豊田徹也 意識下で起こること、全然意味がわからないこと。日常は続いているなかで、その「暗流」(アンダーカレント)に突然足を踏み入れていることがある。突然理解が及ばなくなった隣人、自分が知らない自分、暴力、抑えきれぬ衝動....…
ナビ派の思い出を語りつつ、先週の展示の振り返り。 まず、ヴュイヤール。あれは2015年のパリ旅行で、オルセー美術館にいったときのこと。初めてのパリでものすごい数の絵画との出会いがあったなかで、ヴュイヤールの「Au lit」との思い出は鮮明だ。 https:/…
◆「少年は荒野を目指す」吉野朔実 安易に既存の関係性に当てはめない、強靭なふたりのワールドに対して、子どものころから夢を見ているところがある、のですが。 他人からもそっくりとされる狩野と陸にまつわる、鮮やかすぎるストーリーテリング、むしろ綺麗…