事情で2巻から読んだのにどんな設定か一瞬でわかった。
ラブコメもしっかりありつつ青年誌向けのアクションるーみっくワールド、今更ながら本当に本当に感激。大好物。
ミステリな世界観で、エンタメもありつつ、人間の生死についてもどっぷり考えさせてくれるこれほど馴染みやすいフィクションは、私にとっていまだほかにないと思った。(ミステリ経験値が低いだけな気もするが...。)
人魚の森と夜叉の瞳も読む!
追いついた。どういう世界なのかようやくわかった。
蛇沼さんも人間味出てきていい感じ。
世界が判明していくにつれて、主人公がしっかり自分の大事なものに気づいてきているような感じが、これからの物語を読むのに心強く、楽しみ。
眉月さんって短編から、幅広さがありつつ、ユニークさもすごい。面白い。
■さようなら女たち/大島弓子
高円寺のお気に入りの古本屋でGET。初大島弓子、かも。
「外が明るくなってるー!外が明るくなってるー!」ってこれが元ネタかあ。テンションあがる。
ここの箇所だけじゃなく、繰り返しのセリフが演劇的でドラマティック。声に出したくなる。
主人公の悩みはもちろん多いんだけど、感情→行動→事件→感情→行動...という感じで、
練りに練られた頭でっかちのストーリーからは対極的(にみえるよう)な、行動によって次々お話が進む古きよき喜劇みたいな感じが元気になる。
絵も、デッサンとかの問題じゃなくて、躍動感と魂を感じるほとばしる系。漫画ってこういうものだよね!と、
おれは漫画の何物でもないのに、思わずなぜか言いたくなってしまう。
男の子との関係も、付き合うとか付き合わないとかのENDじゃないのが、ロマンティックかつリアリスティック。
最期、例の男の子と会いたくなる理由なんて最高じゃないか。